『甦った世界の映画』
ご恵投いただきました。
神戸映像アーカイブ実行委員会・編『甦った世界の映画』
さっそくページをめくると、「“映画の発掘”“フィルムアーカイブ”の歩みと現在を/もっと知っていただくためのガイドブックです」との言葉が。
その言葉のとおり、わずか25ページですが、ものすごい密度です。
フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、ロシア、インド、中国、日本、そして神戸の映画保存について、識者がその歴史を圧縮して語ります。
フランスのアンリ・ラングロワと政府の対立、ドイツのF・W・ムルナウ財団の意義と問題点、インドの国立アーカイブを襲った悲劇・・・と全ページ読みどころ満載ですが、最後の、神戸映画資料館の安井喜雄氏のフィルム収集歴を読むと、フィルム保存はやはり人の情熱あってこそ、と改めて思います。
全てのフィルムアーカイブ関係者にとって必読の内容でしょう。郵送サービスでも購入できるようです。
【郵送サービスについて】
— 神戸発掘映画祭(神戸映像アーカイブ) (@KobeDFF) 2020年12月11日
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