『スマホで見る阪神淡路大震災 災害映像がつむぐ未来への教訓』
1月17日ということで*1、この本をお薦めします。
木戸崇之、朝日放送テレビ『スマホで見る阪神淡路大震災 災害映像がつむぐ未来への教訓』(西日本出版社、2020年)
「スマホで見る」にもかかわらず、ここで書籍をお薦めするのはなぜか、ということで、この一節を引いておきましょう。
日々情報が追加されていくWEB空間では、どれだけ頑張って作ったアーカイブであっても、そのうち「藻屑」となって、いつしか見向きもされなくなるだろう。本書は、そうならないための布石である。紙媒体にさえしておけば、400年前の古文書のように誰かの目に触れる。そしてその誰かがアーカイブ動画を見て、油断しきった人々に警鐘を鳴らしてくれるに違いない。(本書213ページより)
*1:私も当時は大阪在住で、直接的には震度4で済みましたが、その後も様々な形で震災の影響を受けた1人です。