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音楽、映画、読んだ本のメモ帳です

NHKでヴェルヴェット・アンダーグラウンドが流れた

なんとNHKで「I'm Waiting For The Man」と「Heroin」が流れ、さらにルー・リードのライブ映像もいくつか短く流れたのでメモしておきます。

 

映像の世紀 バタフライエフェクト:ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー」

www.nhk.jp

 


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幾原邦彦監督の映画体験インタビュー

輪るピングドラム』のクラウドファンディング限定ブックレット『ペンギン1号責任編集!? 公式のうすい本』が届きました。

 

『輪るピングドラム』クラウドファンディング限定ブックレット『ペンギン1号責任編集!? 公式のうすい本』

 

さっそく読んでみると、幾原監督インタビューのテーマは、「幾原監督の映画体験 幼少時~学生時代編」。


最初に出てくるのは、東映まんがまつりの『空飛ぶゆうれい船』(1969年)。


続いて、『ゴジラ対ヘドラ』のアーティスティックな画面の話や、スピルバーグの『ジョーズ』のディテールの積み上げ、デ・パルマ*1の『キャリー』のバケツロープのカットバックの話・・どれを取っても作り手目線でおもしろいです。

 

もし続編があれば、『田園に死す』、『エル・トポ』、『サスペリア』についてもぜひインタビューしてください。

 

*1:幾原監督が初めてデ・パルマの映画の解説を聞いたのが浜村淳さんのラジオ、というあたりがいかにも関西です。

国立映画アーカイブの「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展

すこし前に、国立映画アーカイブの展示企画「MONDO 映画ポスターアートの最前線」に行ってきました。

 

MONDO 映画ポスターアートの最前線

 

MONDO(モンド)とは、テキサス州オースティンを拠点に、映画館チェーンの傘下でオリジナリティあふれる映画ポスターを制作してきたアート・プロダクションの名前。

今回の展示の背景は、こちらの記事で語りつくされています。

 

eiga.com

 

実際に見ると、フランケンシュタインの花嫁』のポスターはあたかも大友克洋のようですし、『シャイニング』はタイプライターの上半分がなにかの部品かと思いきや、よく見ると斧で、映画を観た人にだけよくわかる仕掛け。

 

ヒッチコック『鳥』は、アレンジしてもティッピ・ヘドレンのあの髪型と緑のコートでわかるのに対し、俺たちに明日はないは才気が走りすぎて、もはや原型をとどめていない(笑)

 

映画を知らない人でもスタイリッシュなデザインを楽しめますが、映画をよく観た人ほど何倍も楽しめる、ユニークな展示でした。