small talk

音楽、映画、読んだ本のメモ帳です

「誰かと話したくなる映画。」

POPEYE最新号の「誰かと話したくなる映画。」特集、よいです。


情報がぎっしり詰まっていて、ディープな映画好きも、ライトな方も楽しめるつくりで、何日もかけて読み込みました。

 

POPEYE「誰かと話したくなる映画。」

 

青春映画がテーマのページで、『東京上空いらっしゃいませ』、『牯嶺街少年殺人事件』、『ブレックファスト・クラブ』が並ぶあたり、堪えられないものがありますし、「映画の中の素敵な部屋」がテーマのページでいきなり『トゥモロー・ワールド』のインテリヒッピーの部屋が出てくるのにも深く共感しつつ(たしかこの部屋でレディオヘッドが流れていたように記憶しています)、個人的なおすすめは、黒沢清監督がスピルバーグを語る2ページです。いま、『ロスト・ワールド』をこれほど熱く語る人が他にいるでしょうか。

 

スピルバーグといえば、個人的には『JAWS』、『オールウェイズ』、『ペンタゴン・ペーパーズ』なのですが、これまで『オールウェイズ』が好きという方に出会ったことがない気がします。いつか同好の士と出会える日を楽しみにしています。