「ディスカバー・ビートルズ」が面白い
NHK-FMで4月から始まった「ディスカバー・ビートルズ」がおもしろくて、毎週聴いてます。
2020年はビートルズ解散から50年ということで、1年間にわたってビートルズの魅力に迫る番組。
パーソナリティは、月の最終週以外はミュージシャンの杉真理氏で、最終週はミュージシャンの和田唱氏です(公式サイトのイラストは、父の和田誠氏ですね)。
NHKだし、初心者向けの番組かもと思いながら聴きましたが、とりあえず1カ月聴いてみたところ、わかりました、これは通向けの番組です。
初回から、「Your Mother Should Know」に影響を受けたであろう曲として、クイーンの「Killer Queen」を挟みつつ、さらに大滝詠一の「空飛ぶくじら」が流れるあたりは、杉真理氏の他にはありえない選曲。
そして和田さんの初回は、英国ファーストプレスのシングル盤でビートルズを聴くという、初心者はまったく眼中にない企画で楽しいです。
(しかも、シングルA面のストベリー・フィールズ・フォーエバーやペニー・レインはかけずに、B面の「She's A Woman」やジョージの「The Inner Light」までかけて、最後は時間がなくなって早口になるあたり、すこし平野レミ氏の影響を感じます)。
放送から1週間は、公式サイトの「聴き逃し配信」で聴けるようです。
私は、川瀬泰雄氏の『真実のビートルズ・サウンド完全版』を勝手に副読本にしながら聴いてます。