small talk

音楽、映画、読んだ本のメモ帳です

岩波ホール閉館の報をうけて

悲しい知らせがいきなりやってきました。

 

私がここに足を運ぶときはたいてい満員だったのですが*1、記憶をたどるとやや高齢の方が多かったので*2、コロナ禍でその層の客足が遠のいてしまったのでしょうか。

 

7月の閉館までに、またお邪魔したいと思います。

 

*1:逆に空いていた記憶があるのは、2014年の『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』。静けさこそが豊かさである、こんな作品を上映できるのは、さすが岩波ホールです。

*2:2013年にここで観た『ハンナ・アーレント』や、2019年にやはりここで観た『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』がどちらも満席で、高齢の方が多かった記憶があります。とくに後者のときは前から2列目の隅の席しか残っておらず、後ろを振りかえると、50代以上と思われる女性が半数だったのには驚きました。フレデリック・ワイズマン監督の他の作品をアテネ・フランセで観るときは、女性はほぼ皆無なのですが。