メルマガ「人文情報学月報」を読む
メルマガ「人文情報学月報」の最新号(第106号)を読みました。
今回は、COVID-19が通底するテーマとなっており、
- 「想像」の共有という切り口から、IIIF Curation Viewerやコンテンツの横断推薦を紹介する亀田尭宙氏のコラム、
- このたびの自宅勤務の流れの中でも、ネット文化資源のメタデータ的深化がほとんど耳目を引かなかったこと、およびその原因の一端が「ネット文化資源の囲い込み性」にあると指摘する岡田一祐氏のコラム、
- zoomによるデジタル・パピルス学(パピルスとは古代エジプトで使われた紙状の筆記媒体です。世界史の授業で最初のほうに出てくるアレです)のウェビナーとパピルスの翻刻について詳しく紹介する宮川創氏のコラム、
いずれも興味深い内容でした。
なお岡田さん、増刷おめでとうございます。これはいい本なのでご紹介。