small talk

音楽、映画、読んだ本のメモ帳です

映画

『Accidentally Wes Anderson』

6月のブログ記事「偶然にもウェス・アンダーソン」で触れました、『Accidentally Wes Anderson』、買いました。 これは、ウェス・アンダーソン監督の映画にいかにも出てきそうな写真ばかりを集めた1冊です。 セレクトされた写真はもちろん、装丁やフォントに…

「誰かと話したくなる映画。」

POPEYE最新号の「誰かと話したくなる映画。」特集、よいです。 情報がぎっしり詰まっていて、ディープな映画好きも、ライトな方も楽しめるつくりで、何日もかけて読み込みました。 青春映画がテーマのページで、『東京上空いらっしゃいませ』、『牯嶺街少年…

『劇場版 ダウントン・アビー』

劇場公開時に見逃していた、『ダウントン・アビー』の映画版をDVDで観ました。 劇場版 ダウントン・アビー ブルーレイ+DVD [Blu-ray] 発売日: 2020/06/03 メディア: Blu-ray 映画『ダウントン・アビー』1月10日(金)公開/予告編 ドラマ版のファンからしま…

キャロル・キングの「so far away」

キャロル・キングの2016年のライブが、YouTubeで観れます(1週間限定)。 場所はロンドンのハイド・バークで、アルバム『つづれおり(Tapestry)』の全曲再現ライブです。 nme-jp.com それで思い出したのが、4月のこのニュース。 新型コロナウイルスの影響で…

森崎東監督の映画を観返したい

www.asahi.com 『喜劇 特出しヒモ天国』や、『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』、『ニワトリはハダシだ』・・・忘れがたい映画ばかり。 思えばオーディトリウム渋谷で2013年に特集上映したときの作品紹介文がおもしろかったのですが、オー…

リンゴ・スター80歳

去年の来日公演には行きそびれました。次こそは。 Wow this is a first peace and love from outer space I sent you right back peace and love thank you. ✌️❤️☮️ pic.twitter.com/ZcqUDES0NO — #RingoStarr (@ringostarrmusic) 2020年7月7日 リンゴ・スタ…

「フィルムの映画史」

「ゆめの」さんのマンガ「フィルムの映画史」が面白いです。 またずいぶん渋いところを。 note.com 映写室の漫画といえば、世代的に、こち亀の「浅草シネマパラダイスの巻」も思い出します。 こちら葛飾区亀有公園前派出所 97 (ジャンプコミックスDIGITAL) …

『映画の考古学』と月尾嘉男氏

本棚を整理していたら、意外な発見が。 映画の考古学 作者:C.W.ツェーラム 発売日: 1977/08/01 メディア: 単行本 このC・W・ツェーラムによる名著『映画の考古学』は、杉浦康平氏と鈴木一誌氏によるブックデザインも楽しく、フィルムアート社の本のなかでも…

偶然にもウェス・アンダーソン

「アクシデンタリー・ウェス・アンダーソン(ACCIDENTALLY WES ANDERSON)」をご存じでしょうか。 いかにもウェス・アンダーソン監督の映画に出てきそうな写真を集めた、インスタのアカウントです。 あまり日本では記事化されていなかったようですが、参考ま…

おもちゃ映画とは何か?

京都のおもちゃ映画ミュージアムから、再開のお知らせが届きました(6/3から再開館)。 toyfilm-museum.jp 私は3年前にこちらで映画の著作権のセミナーをさせていただいたので、応援の意味もこめてご紹介。 おもちゃ映画とは、大正から昭和にかけて国産の映…

『トウキョウソナタ』

私がアンジャッシュ児嶋氏を俳優として認識したのは、たしか黒沢清監督の『トウキョウソナタ』(2008)で、これは『ドッペルゲンガー』(2003)のユースケ・サンタマリア氏と同じように黒沢映画にフィットしている、と思ったのでした。 その印象は、10年後に…

映画『時をかける少女』覚書

大林宣彦監督の逝去をうけて、関西のテレビで『時をかける少女』(1983)が再放送されるそうで。 時をかける少女 角川映画 THE BEST [Blu-ray] 発売日: 2019/02/08 メディア: Blu-ray 関東でも、先だって4月18日に放映されてましたね(この映画はある年の4月…

イギリスのBFIが選ぶ1925年~2019年の日本映画

イギリスの英国映画協会(BFI)が、1925年から現在まで、1年ごとに、その年のベストの日本映画(The best Japanese film of every year)をセレクトしています。 www.bfi.org.uk 1925年の二川文太郎『雄呂血』から、2019年の草野なつか『王国(あるいはその…

昔の貴重なフィルムや脚本が海外の大学に預けられる

NHKで、羽仁進監督のドキュメンタリー番組を見ました。 www2.nhk.or.jp natalie.mu 羽仁監督といえば、戦後間もないころに、小学校で授業をうける子どもたちのなまなましい表情をとらえた『教室の子供たち』(1955年)がすばらしく、私も数年前に観て感嘆し…

BFI(英国映画協会)で日本映画の特集がはじまる

ロンドンにある英国映画協会(British Film Institute:BFI)が、今年度は日本映画の特集を組むようです。 週明けの5月11日から、特集上映「100年を超える日本映画(Over 100 Years of Japanese Cinema)」がはじまります。 ただし、目下の新型コロナウイル…

ピーター・ジャクソン監督によるビートルズ

ビートルズといえば、先日みかけたこのニュースが気になっています。 www.udiscovermusic.jp 3月時点の情報ですが、記事によると、 ビートルズのドキュメンタリー映画『The Beatles: Get Back』が2020年9月に北米で公開 監督は『ロード・オブ・ザ・リング』…